Twitter延長戦。日記とたまに記事。

Open xINT CTF 2024に参加したよ~(write up)

どうもこんにちは池粕です。

ゲムマお疲れ様でした。

 

さて、例年通りならゲムマ1日目は爆速帰宅して昼ごろから最速で紙をしばきはじめるわけなんですが、今年はこういったイベントと被ってまして。

 

こちらにオンラインで参加してました

 

結果は11th/134!

まあ初参加でこれは上出来でしょうという事でwrite upです。

通ったやつのみ、順番は回答通過順。

 

 

all green (100)

この店の電話番号は?

見た感じ海外のレストランっぽいです。

とりあえず文字情報を探します。

するとペプシの裏、机の上に張ってあるシール?に「hiroba.sushi」と書かれているのが見えたので検索。

GoogleMap上で何店舗か見当たりますが、クチコミに貼られている店内写真を見渡す感じこちらの店の内装がそっくり(机とかソファとか)だったので提出したらcorrect。

 

amore (100)

この本のタイトルは?

GoogleLensに突っ込みますがピンとした情報が出ず。

エッフェル塔書いてあるし多分パリ関連の本

・右に写ってる本棚の感じや本持ってる人の手からして海外っぽい

という事で検索キーワードに「paris」を追加。

するとこちらの販売ページが見つかりました。

タイトルもバッチリ書いてあるので提出したらcorrect。

 

art (100)

この作品の作者は?

GoogleLensにいれるといっぱいひっかかります。

 

こちらのサイトに原型作者として名前が乗っていたので提出したらcorrect。

 

exhibition (100)

history-art問題の人物は、とある展覧会の常連で、作品は何度も受賞しています。 その展覧会で1922年、会友に推薦されて入会したものの、1924年に退会した人物がいます。 この人物の名前は?

とりあえず「(前問の人) 展覧会」とかで検索するといい感じのデータベースが出てきました。

ざっくり読んだところ、「二科展」という展覧会の文字が度々出てくるのでここの常連みたいです。

調べるとこれは二科会という団体が開催している事が分かります。

wikipediaにも載ってます。

「1922」でページ内検索をかけると1922年に二科会友に推挙されてる人がいるのでとりあえず提出したらcorrect。

wikiの情報をソースとするのはアレだし、記述もなんか間違ってるっぽくてモヤモヤしてたのでCTF後に「(この人) 二科会」とかで検索すると解説記事がでてきました。

>大正11年二科会会友に推挙されたが、大正13年「復興児童に贈る絵」の陳列拒否を不服として二科会を退会。

とあり問題の記述とも合うので一安心。

 

groovin' (200)

この店の名前は?

おっ、crabとclubをかけたダジャレじゃ~ん

というのはおいといて一旦GoogleLens。

パッと見めぼしいものが見当たらなかったので「crab dj」とワードを入れると、これがcrab in the kitchenという企画?パーティ?の内の一つだと分かります。

「crab in the kitchen」について調べると該当回のインスタ投稿も見当たりました。

投稿してるのが店のアカウント……なんですが、そういう店名であると何故か認識できず、更に検索ターンに入ります。

「KOKORO COMMUNITY」やらを検索したりしてるうちに企画側の投稿を発見。

 
 
 
 
 
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ここでやっと店名を理解したので提出してcorrect。

 

noodle (200)

この料理の名前は?

フォーの亜種?

GoogleLensに突っ込むとめちゃめちゃ似た写真が出てきます。

店名は分かり、食べログにも載ってましたがメニュー表には見当たらず。

もうちょい調べると店のTwitterが出てきました。

ばっちり料理名載ってたので提出してcorrect。

 

top gear (200)

トップギア」シーズン11 エピソード4で、2人がバスに乗っているとき、映像に映りこんだバス停の名前は?

「topgear season11 4」で検索すれば各種サブスク配信は見当たりますが……本CTFのルールに

>・どの問題も、無償で得られる情報から解答が導き出せるようになっています。有償サービスへの登録や課金が必要な問題はありません。

とありますので一旦stay。

文字情報やスクショとかで残ってるのかな?ということで「topgear 日本ロケ」で調べるとこちらのブログがhit。

公式がyoutubeに動画上げてることが分かります。ありがて~

ということでトップギアを視聴。

こちらの動画の1分30秒付近でバスに乗ってるシーンが見えます。

どういう状況かよくわからないので前後のシーンをちらちら見てると、0:42付近に「タクマ歯科 JR久里浜駅前」と書いてあるのが見えるので駅名を把握。

0:34付近でバスに乗り込んでいるシーンでバス前方の景色が見えるので、ストリートビューで確認したところ京急久里浜駅駅前が合致。

ということで「京急久里浜駅駅前」等で提出しますがincorrect。

どうやら「バスに乗り込んだシーン」と勘違いしてたみたいで、flagに該当するシーンは1:29付近、バス後方に映り込んでるバス停のようでした

映像だけだと判断できないので状況を確認します。

京急久里浜駅前からフェリーまでバスで移動してる、という事みたいなので京急久里浜駅前の乗り場案内を確認。

路線図を見ると、東京湾フェリーを通る路線は久7と久8だけみたいです。

該当シーンを見た感じ、バス進行方向の左手に団地、右手に川?があるように見受けられます。

GoogleMap上で確認すると、久7の久里浜行政センター前~JVCケンウッド前の区間が該当しそうです。

 

ストリートビューで確認して提出してcorrect。

whois (100)

gov.ru の納税者番号は?

whoisだ!

こちらにつっこんで情報を見ます。

taxpayer-idと見えたので提出してcorrect。

 

pencil (400)

明治初期に仙台で鉛筆を作っていた人物の名前が、ある文献内で間違って記載されていた。 間違っていた名前を答えよ。

「明治初期 仙台 鉛筆」で検索するとこちらの記事がhitします。

明治の鉛筆の歴史、段落に該当人物名がばっちり載ってますね。

ということでこの人の名前で検索。

こんな広報誌が出てきます。

https://www.sendaicci.or.jp/magazine/upload_images/27-03takara.pdf

「続根白石樋渡のルーツ」という本に名前が載ってそう……ですが広報誌内の記述からも名前を誤字ってはいなさそうですし、なにより私家版なんでネットに転がってません。

先程の記事にも出てきましたが、「内国勧業博覧会」ってのが怪しそうです。

博覧会ですから目録もあることでしょう、という事で「内国勧業博覧会 目録」で検索。

ありがたいことに電子データ化された目録が見つかります。

lab.ndl.go.jp本文タブから「樋渡」で検索すると77ページ目に鉛筆を出品した人としてバッチリ誤字った名前が載ってたので提出してcorrect。

 

Tatopani (200)

この場所のプラスコードは?
https://x.com/kaidanmeguri/status/1852695312378253472

とりあえずGoogleMap上で「Tatopani」と検索しますが該当の場所は出てきません。

ツイートにぶら下げる形で周辺情報が載ってはいますが、これをもとに衛星写真とにらめっこするのは骨が折れるな~という事で一旦後回し。

ふと、「これ問題文がTwitter上のツイートなんだし、Twitterを調べることで答えに繋がる情報が出てくるのでは?」と思いつきます。

元ツイートもCTF時点で800RT5000favの3万フォロワーとかなんで言及されてる可能性は大いにありそうです。

という事でTwitterでカタカナで「タトパニ」と検索するとこのツイートに言及する内容で、より広域なGoogleMapのスクショを上げている方を発見。

f:id:yulsumazi:20241119120534j:image

その画像を頼りにGoogleMap上を探索してすぐに発見、提出してcorrect。

 

mural (300) (未提出)

この壁面装飾を描いたアーティストに手紙を出したい。私書箱番号を教えてほしい。

とりあえずGoogleLens。

出てきはしますが元画像が斜めってるのが悪いのかノイズとなる情報も多いので、正面から撮った写真を再度GoogleLensにかけます。

ユタ州はカナブって場所にある壁画みたいなんで、「kanab」とかワードを入れながら検索していくとこちらのサイトにArtist:と作者名が載っています。

Wall Mural "The Greatest" @ Kanab, Utah | Artist: Patti Lewi… | Flickr

また、画像を拡大して右端の方をよく見ると作者名と電話番号、ホームページまで書いてある事が分かります。早速アクセス。

www.lewisartservices.com

隅々まで見渡しますがそれらしいものは見つかりません。

私書箱は英語で「PO BOX」って言うらしいので「(作者名) po box」とかで検索しますが目ぼしいものが見当たらず一旦放置。

「そういえばサイト下部に©2022~って書いてあるし、作者個人名じゃなくて会社名で検索したら出てくるのでは?」

というわけで「(会社名) po box」で検索すると出てきました。

www.zoominfo.comPO Boxとバッチリ載ってるので提出……したかったのですが思いついたのが終了時刻ギリッギリ過ぎて間に合わず終了。

泣きアニメ

 

 

 

 

 

 

感想とか

の前に参加経緯。

ZennやQiitaの記事を見て回るのが日課なのですが、その折に目に触れたのがこの記事。

zenn.dev元々謎解きが趣味であり、その中でも検索謎と呼ばれる謎が好物(一番好きなMONSTERは当然Σφίγξ)なもんでこの記事を見た瞬間ビビーンと来ました。

あとフォロワーが上げてる飯の写真から飯屋特定するのも趣味やし……

というわけでここひと月ほどひたすらwrite upを読み漁り、直近開催される日本のイベントであるOpen xINT CTF 2024にオンラインで参加しました。

 

ゲムマから自宅までの移動が間に合わず100点問題は電車内からスマホで解いたりなんだりもしましたが結果は……11位!

いや惜しいね~~~~~2分……あと2分あれば……!

解き具合としては想定してたとおりでしたが、時間配分は明確に経験不足が出ましたね。BUS問に時間割きすぎたし解けてないし。

あとbirthplaceは検索して出てきたものが家に見えなさすぎてスルーしてたのもアホ。

うお~~~~~~~~~~~~~~精進。

 

 

開催してくださったAVTOKYOやpinjaの皆さん、参加のきっかけになったryo-aさんに感謝しつつ(1位おめでとうございます!凄杉謙信)このへんで終わります。

次は3月のTsukuCTFですかね。お~い誰かチーム組んでくれ~い(神トラの方を見ながら)

 

ほなまた。